上部消化管内視鏡(胃カメラ)は、食道、胃、十二指腸の内部を直接観察し、病気の早期発見や予防に役立つ検査です。内視鏡検査で分かる病気や防げる病気について詳しくご紹介します。 食道の病気逆流性食道炎逆流性食道炎は、胃酸を含む胃の内容物が食道に逆流し、食道粘膜が炎症を起こす疾患です。 主な症状には、胸やけ、呑酸(酸っぱい液体が喉や口に上がってくる感覚)、飲み込みにくさなどがあります。 この疾患の主な原因は、食道と胃の境界にある下部食道括約筋の機能低下です。通常、この括約筋は胃酸の逆流を防ぐ役割を果たしていますが、その機能が低下すると胃酸が食道に逆流しやすくなります。 治療法としては、生活習慣の改善や薬物療法が一般的です。生活習慣の改善には、食事内容の見直し、就寝前の食事を控える、適正体重の維持などが含まれます。薬物療法では、胃酸の分泌を抑えるプロトンポンプ阻害薬(PPI)やヒスタミンH2受容体拮抗薬(H2ブロッカー)などが使用されます。胃酸が食道へ逆流し炎症を引き起こす病気です。内視鏡で食道粘膜の状態を確認できます。状態にあった治療を行います。食道裂孔ヘルニア胸とお腹を隔たてているのは横隔膜ですが、食道が通る「孔」が空いています。食道裂孔ヘルニアとは、食道が通る「孔」を通って腹部の臓器(主に胃です)が、胸側へ飛び出している状態をいいます。軽症も含めると頻度は高く内視鏡検査だと10-30%程度で認められます。無症状のことが多いですが、胃酸が食道に逆流しやすいため、逆流性食道炎の原因になることがあります。逆流性食道炎を生じると「胸やけ」「つかえ感」「胸痛」などが症状として現れます。逆流性食道炎の症状が強い場合は制酸剤を使用します。またバレット食道の危険因子であり、定期的な内視鏡検査をお勧めします。 食道静脈瘤食道表面の静脈が拡張し、コブのように発達したものです。原因は「門脈系」の血管内の圧力の上昇です。「門脈」とは腸管から肝臓に向かって流れる血管系です。門脈の圧力が高まった状態を、「門脈圧亢進症」といいますが、そのほとんどは肝硬変が原因です。食道静脈瘤の唯一の症状は、吐血および下血(黒い便)です。ひと昔前までは破裂してから初めて存在に気が付くことも多くありました。ひとたび破裂すると致命的になることもありますので肝機能が悪いひと(慢性肝炎や特に肝硬変の方)は定期的な胃カメラを受けることが必須です。定期検査を受けて破裂の危険があると判断された場合は破裂する前に、内視鏡での出血予防の治療を行うことが可能です。(内視鏡的静脈瘤結紮術、内視鏡的静脈瘤硬化療法など) バレット食道食道がんの発症リスクが高い(健常者の30-60倍)と報告されています。バレット食道に発生する癌は、前述の日本で一般的な食道癌とは異なり「食道腺癌」という特殊なタイプの癌です。「バレット食道癌」とも呼ばれます。欧米ではこの20年で2倍と、非常に増加しています。バレット食道の原因であるGERDですが、その治療でバレット食道癌は予防できるのかは未だに確証が得られていません。現時点ではバレット食道を指摘された方は、内視鏡(胃カメラ)での厳重な経過観察を行い、食道がんの早期発見を目指すことになります。食道がん種類日本では「扁平上皮癌」と呼ばれるタイプの癌が最も多いです。その他に先ほどご説明したバレット食道由来のバレット食道癌や特殊ながん(肉腫など)があります。症状初期の食道癌は、基本的に無症状です。一方で進行がんになると「食事が詰まる感じ」「胸の痛み」などが出現します。初期の食道がんであれば、内視鏡で切除を行い根治が可能な時代になっています。(内視鏡的食道粘膜下層剥離術;ESD)しかしながら進行がんになると、手術や放射線治療、抗がん剤治療などの体に負担が大きい集学的治療が必要になります。進行がんになると治療による体への負担や再発のリスクは、胃がんや大腸癌にくらべて大きくなります。食道がんのリスク因子喫煙と飲酒習慣がある方は食道がんに注意が必要です。特に「お酒で顔が赤くなるひと」「若いころは赤くなったひと」は注意が必要です。食道がんのリスク因子はアルコールの代謝産物であるアセトアルデヒドです。アセトアルデヒドは二日酔いの原因物質でもあります。このアセトアルデヒドが食道がんのリスクになります。お酒への「強さ」は生まれ持った遺伝子で決められています。ADH1B遺伝子(アルコール脱水素酵素1B)ALDH2遺伝子(アルデヒド脱水素酵素2)という2つの遺伝子で決まります。ADH1B遺伝子は、アルコールをアセトアルデヒドへ分解するスピードに関わります。高活性の方と低活性の方でアルコールを分解するスピードが40倍違うと言われています。ALDH2遺伝子はアセトアルデヒドの体内濃度に関連します。ALDH2遺伝子は1人あたり2セット存在します。遺伝子が「活性型2セット」のひとは本当に「お酒につよい」うわばみです(約50%)。遺伝子が「非活性2セット」のひとは本当に「お酒によわい」下戸です(約10%)。同じ量のお酒を飲むとアセトアルデヒド濃度が約20倍差があると言われています。遺伝子が「活性型・非活性型1つずつ」のひとは「顔が赤くなるひと」です(約40%)。同じ量のお酒を飲んだ場合のアセトアルデヒド濃度は「活性型2セット」のひとに比べて約6倍です。このタイプのひとがお酒を飲むとすぐに顔が赤くなります。そのようなひとをフラッシャーと呼びます。このフラッシャーのひとは要注意です。フラッシャーはお酒が飲めますが、飲酒後にアセトアルデヒドの体内濃度が高くなりやすく、食道がんのリスクが非常に高くなります。アセトアルデヒドの体内濃度が高くなる下戸の人は、当然ですがアルコールを飲めないので、アルコールでの食道癌のリスクは発生しません。 胃に関する病気胃潰瘍概要一般的にはストレスが原因でできる病気として知られている胃潰瘍ですが、その背景にはストレス以外の要因も影響します。特にヘリコバクター・ピロリ菌との関連は重要なトピックとなっています。胃潰瘍はリスクを理解することで防ぐことができます。内視鏡検査(胃カメラ)で慢性胃炎(萎縮性胃炎)、ピロリ菌感染症の診断をつけることが可能です。潰瘍の定義は” 粘膜が粘膜筋板を超えて、粘膜下層より深部に組織欠損した状態”を言います。つまり粘膜が掘られ欠損した状態のことです。胃にできる潰瘍が胃潰瘍と呼ばれます。症状心窩部痛(みぞおちの痛み)上腹部の痛みは典型的な胃潰瘍・十二指腸潰瘍の症状です。内視鏡で胃潰瘍と診断された約80%の患者さんにこの上腹部痛があったと言われています。痛みが背部に放散することはありますが、背部痛がメインになることは一般的ではありません。典型的な十二指腸潰瘍の疼痛は食後2-5時間後の空腹時の疼痛であることが特徴です。また激しい上腹部痛を伴う場合は胃潰瘍が穿孔し、胃に穴が空いて腹膜炎の状態になっている可能性があります。食欲不振、体重減少胃潰瘍の間接的な症状としては胃の満腹感や吐気、早期の満腹感などがあります。胃潰瘍により胃が変形し、胃の壁運動が弱くなり胃の中に食べ物が貯留する時間が長くなるためだと考えられています。吐血食道、胃や十二指腸から出血することを上部消化管出血と呼びます。胃潰瘍や十二指腸潰瘍は上部消化管出血の主要な原因の一つです。基本的に急性の出血であり、いわゆる赤い血を吐くことが特徴です。吐血を伴う胃潰瘍は命に関わる疾患であるため緊急での胃内視鏡検査が必要となります。下血(黒色の便:タール便)吐血をきたすまで重症ではないが、ゆっくりと出血が持続すると便が黒くなってきます。これをタール便と呼びます。コールタール(石炭を高温乾留する際に生成される油状物質)に類似しているドロッとした真っ黒な便で独特な血生臭い匂いが特徴です。その場合も至急胃内視鏡検査を受けて頂くことがあります。その他関連症状特に十二指腸潰瘍では潰瘍により内腔が狭くなり、閉塞症状をきたすことがあります。胃潰瘍の場合も胃の出口付近にできた潰瘍は胃の流出障害をきたすことがあります。特に潰瘍が治る過程で瘢痕化する際にみられることがあります。まずは胃内視鏡で診断することになります。原因ヘリコバクター・ピロリ菌ピロリ菌は胃の上皮を薄くしたり、剥がしたりする作用を持ち、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因となっています。一度潰瘍が治癒しても、駆除をしないと容易に潰瘍が再発することが知られています。感染が判明した患者さんは早期にピロリ菌の除菌治療が推奨されています。また、ピロリ菌は駆除をしてもなお胃がんの危険因子でもあるため(駆除をしないと危険度は更に高いです)、定期的な胃内視鏡検査が必要です。鎮痛剤(※NSAIDs)鎮痛薬として使われる非ステロイド系消炎鎮痛薬(Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs)は骨の治療や脳梗塞、心筋梗塞の予防と治療に広く使用されています。このNSAIDsが胃潰瘍を起こすメカニズムはプロスタグランジン(PG)という物質と関係します。PGは胃粘膜を保護する作用がありますが、NSAIDsはこのPGの産生を抑制し、胃粘膜防御機構(さまざまな刺激から胃粘膜を守る働き)を破綻させます。またNSAIDs自体に胃粘膜を障害させる作用があります。そのためこのNSAIDsを内服する際には胃薬(制酸剤)と同時に内服することが望まれます。※NSAIDs:アセチルサリチル酸(販売名 アスピリン、バファリンなど)、イブプロフェン(販売名 ブルフェン)、ロキソプロフェン(販売名 ロキソニン)、ジクロフェナク(販売名 ボルタレン)などがあります。その他の危険因子喫煙・アルコール(特に度数の高いお酒)これらは明らかな危険因子であるとされています。胃がん概要胃の上皮細胞ががん化することで発生するがんが胃がんです。一般的な胃がん以外に胃に発生する悪性腫瘍はいくつかあります。悪性リンパ腫やGISTなどを代表とする消化管間葉系腫瘍があります。一般的な胃がんは胃の悪性腫瘍の内、胃の上皮組織から発生する”腺がん”というがんであり、治療が異なるため、きちんとした診断をつけることが重要です。また特殊なタイプの胃がんとして、胃壁に沿って染み込んでいくように広がり、胃壁が硬くなっていく”スキルス胃がん”と呼ばれるタイプの胃がんもあります。胃壁の組織的な構造は何層もの層構造になっており、早期の胃がんは一番表層(内側・胃カメラでみた表層)の粘膜のみに病変が存在します。その後がんの進展とともにどんどん深くがん組織が浸潤し、リンパ管や血管を巻き込み全身に転移していきます。 症状早期の胃がんは基本的に症状がありません。胃がんが進行してサイズが大きくなることで色々な症状を呈することになります。下記は胃がんの症状として有名な兆候です。食欲不振、体重減少胃がんが進行することで体重が減少することがあります。これは胃がんによる必要エネルギーが増加することよりも、必要な栄養(カロリー)が摂取できなくなることに起因します。腹痛や吐き気、早期に満腹感を感じることで、食事の摂取量が低下し、体重が減少していきます。早期満腹感、胸焼け、吐気、胃部不快感がんが大きくなることで、胃の拡張が悪くなり、また胃の容量が少なくなることで食事をしても早期に満腹感を自覚することがあります。胃の入り口(噴門部)の機能が低下し、胃酸を逆流しやすくなる場合もあり、胸焼け症状の原因にもなります。また胃の蠕動運動が低下し、胃の内容物の進みが悪くなることで吐気をきたすこともあります。これらの症状は胃がんのサイズが増大することで生じる症状です。腹痛(心窩部痛)みぞおちの痛みが出ることあります。疲労感や一時的な軽い痛みのこともありますが、痛みの程度が重くなり、持続するようになると胃がんの進行の影響の可能性があります。 嚥下困難(飲み込みにくさ・食べにくさ)胃がんが増大することで、胃の拡張性が悪くなり、また胃の容量が少なくなることで食事をしても早期に満腹感を自覚することがあります。また胃がんが胃の入り口付近(噴門部)にできると、食道で食べ物がつっかえてしまい、食べ物を飲み込んでも胃の中まで食べ物が進まない状況になります。そのことで嚥下困難の症状をきたし、誤嚥の原因になります。貧血、黒色便、吐血粘膜を欠く潰瘍を形成するタイプで生じる症状です。胃潰瘍と同じ所見を呈して、潰瘍内に露出する血管(動脈や静脈)から出血をきたします。出血量が多い場合は血を吐くこともあります。また少量の出血が持続的に継続する場合は黒色の便が出ることがあります。出血続いた結果、貧血になって息切れや動悸などの症状が出現することもあります。上記の症状があるから必ず胃がんがあるわけではありません。これらの症状を起こす他の病気は多くあります。原因特定のためにも、これらの症状がある場合は胃内視鏡での精査が必要です。原因胃がんには明確なリスクが存在します。主なものはヘリコバクター・ピロリ菌の感染です。世界保健機関(WHO)も1994年にピロリ菌を明確な胃がんの危険因子として定義しております。これは喫煙(タバコ)と肺がんの関係と同じレベルの関係性です。その他の要因も報告されておりご紹介致します。 ヘリコバクター・ピロリ菌胃がんの最も明確なリスク因子です。胃粘膜にピロリ菌が感染することで、慢性胃炎を引き起こします。これは萎縮性胃炎と呼ばれる状態で、一部の粘膜は腸上皮化生と呼ばれる変化を起こします。これらの粘膜変化が胃がんの前がん状態と言われております。日本からの研究ではピロリ菌が感染している胃からは10年で5%が胃がんに進展することが報告されています。100,000人のピロリ菌保菌者がいれば10年で5,000人に胃がんが見つかることになります。また別の研究では、ピロリ菌に感染している人では,生まれてから85歳までに胃がんに罹る確率が男性で17.0%(約6人に1人),女性で7.7%(約13人に1人)に上る可能性が高いことが報告されました。ピロリ菌の除菌治療後に関しては、国立がん研究センターの報告では胃がんの既往がない方がピロリ菌の除菌治療をした場合、将来の胃がんリスクは約3分の1になると言われています。また胃がんの治療をした方でもピロリ菌の除菌治療後は胃がんの再発率は半分になると言われております。ピロリ菌がいる人、または除菌治療した人は定期的(1年に1回)の胃内視鏡検査が望ましいです。胃がんの歴史はピロリ菌との闘いであり、ピロリ検査・除菌治療の発展により胃がんは減少傾向です。塩分、塩分添加食品日本は食文化として塩分の摂取が多く、ソルトアイランド(塩の島)と呼ばれています。そして塩分の摂取は胃がんのリスクの危険因子であるとされています。食塩の過剰摂取は胃の粘膜を損傷し、発がん感受性を上げるとされています。この作用は食品由来の発癌物質の作用を促進するように働く可能性も指摘されています。現在の胃がんの減少は、冷蔵技術の発達とともに塩分を使用した食料保存(塩漬けなど)が減ったことが一因として関連していると考えられております。その他のリスク因子肥満は胃がんのリスク因子と考えられておりますが、海外での報告ではBMI>25以上が肥満と定義されており、日本人に当てはまるかははっきりしません。そのほか喫煙や加工肉の摂取も胃がんとの関連が強いとされております。機能性ディスペプシア概要機能性ディスペプシアとは英語ではFD(Functional Dyspepsia)と呼ばれ、症状の原因となる明らかな病気(胃潰瘍や逆流性食道炎、代謝性の病気や全身性の病気)がないにも関わらず、慢性的に長期間、鳩尾(みぞおち)の痛みや胃もたれなどの上腹部を中心とした腹部の症状を呈する疾患です。機能性ディスペプシアの患者さんは消化器内科の外来では多く、上腹部症状で来院されて、精密検査を行いますがはっきりとした原因が指摘できず、多くの方を悩ませています。日本の有病率は約10%で欧米では15~25%程度と報告されています。別のページでも解説します。胃ポリープ胃底腺ポリープ胃底腺ポリープは、胃にできるポリープでは最も多いものです。症状を引き起こすことはめったになく、内視鏡検査やバリウム検査で偶然発見されます。小さなポリープでH.pylori未感染のひとに認めることが多いです。胃がんとは関連がないと言われており治療も必要ありません。むしろH.pyloriが未感染の方に多いため、このポリープがある方は胃がんのリスクが低い「綺麗な胃」の目印になります。しかし、家族性大腸腺腫症(familial adenomatous polyposis;FAP)という遺伝性ポリポーシスの患者さんでは、胃底腺ポリープが多発することがあります。この場合は例外的に胃がんの発生母地になる可能性がありますが、いずれも胃内視鏡検査で判断可能です。過形成性ポリープ胃の過形成性ポリープは、胃の粘膜に形成される良性のポリープです。胃粘膜の細胞が過剰に増殖することで発生します。多くの場合、胃炎やピロリ菌感染、胃粘膜の慢性的な炎症が背景にあります。これらのポリープも症状を起こすことは少なく内視鏡検査・バリウム検査で偶然発見されることが多いです。過形成性ポリープは基本的に良性の病変ですが、まれに大きくなることで出血を引き起こすことやサイズが大きい場合は悪性化する可能性が指摘されています。そのため、定期的な観察や必要に応じた治療が推奨されます。アニサキス症アニサキスは寄生虫の一種で、幼虫はサバやアジなどの魚介類に寄生しています。魚が生きているうちは内臓に存在し、魚が死ぬと身の方へ移動する習性です。長さ2~3㎝の少し太めの糸として肉眼でとらえられます。アニサキス幼虫が寄生している魚介類を生で摂取してしまうとアニサキス幼虫が胃壁に刺入して食中毒を引き起こします。急性アニサキス症の特徴は食後数時間~十数時間で心窩部の激しい痛み、悪心、嘔吐の症状が出現します。治療は胃カメラで胃に噛み付いている虫体を除去すると痛みは速やかに改善します。しかし大事なことは生魚を食べるときに予防することです。生の魚介類は目視でしっかり確認し、鮮度が低いものはしっかり加熱しましょう。他の有効な予防手段としては買った魚はすぐに内臓を取り除くことや、冷凍(-20℃で24時間以上)も感染予防に効果的です。十二指腸に関する病気十二指腸潰瘍(胃潰瘍と同様)胃潰瘍と基本的には同じ原因でピロリ菌感染、NSAIDsによる薬剤性、飲酒・喫煙などが原因になります。治療も同様にピロリ菌の除菌、制酸剤(PPI)、原因薬剤の中止などになります。胃よりも十二指腸よりも薄く狭いため、潰瘍が深くなって穴が開く穿孔や治癒後の狭窄により注意が必要です。